北大祭のお片付け~北大フォークソング研究会編~
E208教室の中は、バンドのライブを見に来た客の熱気で暑くなっていた。ここでライブをしていたのは、北大フォークソング研究会(F研)だ。「フォークソング研究会」という名前だが、現在はオリジナル、コピーを問わず様々なジャンルのバンドが活動している。北大祭では「LIVE HOUSE DYLAN」を開催し、60以上ものバンドによる演奏を3日間行った。
最終日の午後2時頃、全バンドの演奏が終了し、ライブハウスのようなセットの片付けが始まった。
PM3:00
まずは教室での作業が始まった。ライブに使ったアンプやスピーカー、ドラムやその他の機材は、全てF研が所有しているもので、サークル会館4階にある部室から運んできている。そのため片付けでは、それらの機材を高等教育推進機構(以下、教養棟)から800メートルほど離れたサークル会館の4階まで運ぶ必要がある。他にも電源や音響の配線をまとめたり、ステージを解体して下まで運んだり、机を元に戻したりと、大忙しだ。
PM3:20
サークル会館へ機材を運ぶための車が教養棟に到着した。車を使うとはいえ、機材の運搬にはかなりの人手が必要だ。2階にある教室から外に停めた車までと、車からサークル会館の4階までは、機材を持って運ぶ必要があるからだ。部員たちは力を合わせて大量の機材を運んでいった。
PM4:40
全ての機材がサークル会館へ届いた。機材が多く、数回往復して機材を運びきった。
PM5:20
15時に始まった作業が終わった。ライブハウスのように装飾されていた教室は、元の姿に戻った。
今後F研では来年の北大祭の他、夏と冬に定期演奏会が行われ、一般の方もF研の熱いライブを見ることができる。今回の北大祭で気になった方には、ぜひ一度足を運んで欲しい。
(取材・撮影・執筆:木本)