学生記者VS北大入試、代表が現代文に大苦戦…?【2024年度国語第1問】

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第1問(5)

「流動的に往復する体験」なるものがゾンビ作品のいいとこじゃないかなあ、って言われてあっけなく問題文が終わっちゃいました。さて、どうしましょう。

パッと見ちょっと何言ってるかわかんなかったですが、解答のフレームはなんとなく見えました。この問題、つまりは「どういうことか」問題です。①身体イメージ上で「同一化」した結果として②もともとの身体(イメージ)と「ゾンビの身体」が「相互作用」を起こして「虚構/現実」を流動的に往復できる、だからゾンビは楽しい。これが設問の求める「筆者の意見」ですね。ということは、①②がどういうことか頑張って説明すれば解答が書けるのでは。ここの具体化の手がかりを、文章全体から探していきたいと思います。

①について、これはさっき()の中に書いた話にミラーニューロンも混ぜつつ「同一化」を説明してしまえばそれでいいのでは。(ミラーニューロンの力で)無意識に僕らはゾンビの身体を「自らの身体」だと見なしてしまう(=自己の「身体イメージ」を拡張する)、と書くことにします。

②について、問題はここから。「相互作用」で「流動的に往復できるようになる」ってなんなのさ、って話です。まずはゾンビの肩とバッキバキな肩がどういうペアか説明したいから、ゾンビの肩とバッキバキな肩との関係について書いた箇所が見つかればいいですね。問題文もっかい読むぞ、待ってろ解答根拠。

もう1回全部読むなんてめんどくさくね、って思ったそこのあなた。解答根拠になりそうなとこ、実はすでに大体見当がついてます。なんか問題見ずにここまでブログだけ読んできちゃったから答えなんてわかんない、って思ったそこのあなた。解答根拠になりそうなとこ、実はすでにこのブログに書いてます。はんにんは、おまえだ…!

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