アジア大学ランキング2023、北大は134位 5年連続後退
22日、イギリスの教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が「アジア大学ランキング」の2023年版を発表した。本学は総合で134位。5年連続の後退となった。
同ランキングは、アジア圏の大学を「教育力」「研究力」「論文の被引用数(研究の影響力)」「国際性」「産業界からの収入(技術革新への貢献)」の5つの観点から評価。同じくTHEが発表する「世界大学ランキング」のデータが用いられている。今年は、31の国と地域にある669大学がランキングの対象となった。
本学は、昨年の総合119位から順位を下げて134位。55位だった2018年から5年連続で順位を落としている。一方、日本国内では10位で昨年の12位から上昇した。分野ごとの順位を見ると、「教育力」が54位、「研究力」が63位と比較的高かったのに対して、「論文の被引用数」は367位と厳しい結果に。昨年と比べると「研究力」と「国際性」で順位を若干上げたものの、他の分野では下落した。
同ランキングの総合1位は中国の清華大学。日本の大学では東京大学の総合8位が最高だった。
(記事執筆:浜出)