29・30日開催の第11回北大金葉祭 ライトアップに加え、新企画も実施
第11回北大金葉祭(こんようさい)が29・30日に、本学の北13条通りで開催される。新型コロナウイルス禍などにより対面開催は4年ぶりとなるが、当日はイチョウ並木のライトアップ、飲食屋台の出店やステージ企画などが行われる他、新企画として子供向けのアトラクションエリアが設置される。第11回北大金葉祭実行委員会代表の能登谷結衣さん(法学部2年)に今年の金葉祭の見どころを聞いた。
祭りの主な企画
今年の金葉祭で実施されるのはイチョウ並木のライトアップや飲食屋台の出店、「実験・工作・縁日屋台」、子供向け企画「こんちゃんを救え」、本学の学生団体がパフォーマンスを行う「ミニステージ企画」など。
北13条通りのイチョウ並木のライトアップは、29・30日の両日ともに午後6時から午後9時まで。白熱電球によるスタンダードな白色のイルミネーションに加え、LED(発光ダイオード)によるカラフルなイルミネーションも楽しむことができる。
例年通り、本学施設部は29・30日、北13条通りで午前9時から午後9時半まで歩行者天国を実施する。車道をイチョウ並木観覧用エリアとして歩行者天国にし、歩道は学内施設利用者・歩行者の移動目的で使用してもらうため、日中も夜間もイチョウ並木を楽しめる。
さらに今年は新たな試みとして、ハロウィーンをモチーフにした同祭の公式マスコットキャラクター「こんちゃん」のねぶたが北13条通りの薬学部棟の周辺に設置される。
「実験・工作・縁日屋台」は実際に体験できる企画の一つ。子供向けの実験企画「割れにくいシャボン玉を作ろう」がある他、「ドングリキーホルダー」や「松ぼっくりツリー」(=写真)の制作を体験できる工作企画もある。2つの工作企画では、ビーズやラメなどでデコレーションして、自分だけのオリジナル作品を作ることができる。
新企画の「こんちゃんを救え」は2つのエリアに分かれたアスレチックで、子供が楽しめる体験企画だ。エリア1の通路には障害物の鈴付きのひもが張り巡らされていて、エリア2にはこんちゃんの周りにいる敵を撃ってもらう射的のコーナーがある。エリア1で鈴を鳴らした回数が少ないほど、エリア2で多く攻撃できるという。2つのエリアを突破することで、クリアできる。
祭りのコロナ対策
来場者にはマスクの着用とこまめに手指消毒をすることが求められる。飲食は北13条通りのジンパスペース内に設置する飲食エリアでのみ許可されており、食べ歩きは禁止だ。混雑時には会場への入場や企画への参加を制限することがある。
実行委員長のコメント
昨今のコロナ禍などによって、過去3回金葉祭を対面で開催できなかったので、これを機に秋の風物詩である金葉祭を取り戻したいです。また金葉祭をはじめとする北大生の活動が地域を活性化する一助になればと思っています。