第64回 北大祭特設ページ
第64回北大祭が6月3~5日に行われる。今年の北大祭は入場者数の制限・イートインスペースの設置など新型コロナウイルス感染対策を講じた上で、3年ぶりに対面での開催となる。祭の関係者に準備の際の苦労話やおすすめ企画について聞いた。
第64回北大祭 「RESTART」テーマに3年ぶりの対面開催 ―実行委員長インタビュー
第64回北大祭が6月3~5日の3日間にわたって開催される。第62回は中止、第63回はオンラインでの実施だったが、今年は再出発を意味する「RESTART」をテーマに、3年ぶりの対面開催が予定されている。実行委員長を務める川島大和さん(経済学部2年)に同祭の企画や祭への思いを聞いた。
――今年の北大祭の実施形態や感染対策について教えてください。
今年は、対面・飲食提供ありでの開催が予定されていますが、新型コロナウイルスの影響で例年と異なる点もあります。事前予約制を導入して同時来場者数を3000人に制限し、模擬店の数も例年の半数以下としています。また、今年はパーテーション付きのイートインスペースを設置して飲食できる場所を制限するため、例年のような食べ歩きはできません。
各祭のおすすめ企画
楡陵祭
各種模擬店、展示・発表
日時:6月3~5日
場所:高等教育推進機構、メインストリート沿い
1年生の基礎クラスやサークルをはじめとする様々な有志団体が、展示・発表や模擬店の出店を行う。今年は合計114団体が参加予定。
※模擬店の詳細は、公式サイト「模擬店マップ」(https://hokudaisai.com/info/shopmap.php)をご覧ください。
※新型コロナ感染対策のため食べ歩きはお控えいただき、飲食の際はイートインスペースをご利用ください。
ELM STAGE FESTIVAL
日時:6月3・4日
場所:体育館横特設ステージ、高等教育推進機構前イベントスペース
北部に設置される2つの特設ステージで開催されるステージ企画。ROCK STAGE(バンドなどによる音楽ライブ企画)、PERFORMANCE STAGE(ダンス、パルクールなど幅広いパフォーマンス企画)、ENTERTAINMENT STAGE(カラオケ、クイズなどのバラエティ企画)の3部門からなり、北大生による多彩なパフォーマンスを見ることができる。
※詳細なタイムスケジュールは公式サイト(https://hokudaisai.com/kikaku/detail/1.php)をご覧ください。
※体育館横特設ステージでは、6月5日に4組のアーティストが参加する「SHAPELESS ROCK LiVES」が開催されます(参加にはチケットが必要です)。
農学祭
模擬店
研究室や農学部の有志団体がオリジナルのソーセージやシシカバブといった加工肉のほか、きのこご飯・きのこ汁・行者にんにく入り餃子といった農作物を使った食品の販売を行う。
帰ってきた北大ブルーグラス研究会 with ドリンク販売(ブルーグラス研究会)
日時 3日 12:30~20:30
4日 9:30~20:30
5日 9:00~12:00
場所 野外ステージ
カントリーミュージックに似た「ブルーグラス」のライブとドリンクの販売を行う。各回の演奏時間は30分で、期間中複数のライブが予定されている。
社会問題に関する展示(農学祭実行委員会)
日時 4日10:00~17:00
5日10:00~15:00
場所 農学部S12教室
新型コロナウイルス感染症のまん延による格差の広がり、ロシアによるウクライナ侵攻などについて紹介する。
理学祭
数学展(数学科)
数学展では本学数学科の学生がポスター発表を行う。内容は小中学生向けの数学クイズと大学数学で使う記号を説明したものの2種類だ。
展示場所は理学部5号館の304・305教室。
生物学展(生物科学科 生物学)
生物展ではイカの解剖やアクリル樹脂・透明骨格標本の展示および販売、生物展示などが行われる。特に生物展示では、生物科学科の教員所蔵の貴重な標本展示やキンカチョウやジュウシマツ、コモンチョウといったソングバードの生体の展示も予定されている。
またイカの解剖では、実際に本学学生が解剖をしながらイカの体の構造の特徴や他の生物との違いについて説明する。(イカの解剖実験の開始時間は3日の13:00、4・5日の11:00、13:00、15:00)
開催場所は理学部5号館の401・403教室。
地学展(地球惑星科学科)
地学展では地球惑星科学の多岐にわたる分野(化石・岩石・鉱物・天文・地震など)についてのポスター発表や実験を行う。当日はルビーの合成実験や雷の再現実験、太陽の観察などの公開実験を行うので、体験を通して地学の知識を得ることができる。化石のレプリカの制作・販売も行う予定だ。
開催場所は理学部5号館の301・302・201教室。
物理学展(物理学科)
物理学展ではペットボトルロケットなどの親しみやすい題材の実験からマイスナー効果やピン止め効果といった超電導に関する実験まで多数の実験を計画している。変わり種として、蛍光塗料を使って暗室を装飾する企画もある。
開催場所は理学部5号館の105・106教室。
高分子機能学展(生物科学科 高分子機能学)
高分子機能学展ではポスター展示のほか、巨大シャボン玉づくりや吸水性ポリマーの実験、スライム作りといった「高分子」をキーワードとした公開実験が計画されている。
開催場所は理学部2号館の1階エントランス。
※詳しくは北大祭ホームページの理学祭企画紹介ページをご覧ください。
工学祭
放射線の不思議(原子力オープンスクール)
日時 4日 10:00~16:00
場所 工学部B棟1階B11教室(霧箱製作、見学ツアー)
工学部B棟1階B12教室(放射線観測)
放射線に関する様々な企画を通して年齢・知識に関わらず放射線を深く理解できる。映像と展示パネルを用いた本学教員の解説のほか、放射線観測に使用される超高圧電子顕微鏡の見学ツアーも予定されている。また、霧箱を用いた放射線観測の実験では参加者が実際に放射線を観察することができる。
-196度のアイス(応用マテリアルコース4年)
日時 3日 12:00~21:00
4日 9:00~21:00
5日 9:00~17:00
場所 工学部棟噴水前
小さな粒を-196度の液体窒素で瞬間的に冷凍することで、カラフルな見た目と共に食感や温度の変化を楽しめるアイスを販売する。ハチミツ味とソーダ味の2種類が用意されている。
初音舞踏会(ボーカロイド同好会)
日時 4日 9:00~17:00
5日 10:00~17:00
場所 工学部A棟1階A101・A151教室
ボーカロイドに関する様々なブースの設置が予定されており、楽器演奏・DJ・作曲を体験できるほか、会員によるイラスト展示や曲の紹介などを楽しめる。
※詳しくは北大祭ホームページの工学祭企画紹介ページをご覧ください。
薬学祭
薬草園ツアー
日時 4・5日 10:00~15:00
場所 付属薬用植物園(薬学部棟南側)
約1200種の薬草が栽培されている植物園でツアーが行われる。薬学部生とともに園内を歩き、私たちの生活になじみ深い薬草や珍しい薬草などについての説明を受けられる。
薬学的サイエンスカフェ
日時 4日 第1部 11:00~12:00
第2部 13:00~14:00
場所 薬学部棟 1階 第一講義室
2部構成の講演で、第1部は市立札幌病院の駐在薬剤師である落合彰子さんが自身の職業について講演を行う。第2部は本学の卒業生である大野祐介准教授が「脂質が作る体のバリア」をテーマに講演を行う。
公開実験
日時 4・5日 14:00~15:00
場所 薬学部棟 1階 臨床薬学講義室
市販の材料を用いた薬学に関する実験を薬学部生が行う。新型コロナウイルス感染対策のため実験には参加できないが、視覚的に楽しめる内容となっている。
歯学祭
指の模型を作ろう!!
開催場所 歯学部棟2階ホワイエ
開催日時 4日 10:00~16:30
5日 10:00~14:00
歯科治療で口内の型を取る際に使われる材料を使い自分の指の模型を製作できる。
クイズに挑戦
開催場所 歯学部棟内各所
歯学部棟内の各所に歯に関するクイズが掲示されている。クイズのキーワードを並び替えると歯学部生からのメッセージになるという。
デンタルスタンプラリー
開催場所 歯学部棟内各所
「指の模型を作ろう!!」と「クイズに挑戦」の2つの企画に参加して、両方のスタンプを集めることで挑戦できるくじ引き企画。素敵な景品が用意されている。
※詳しくは北大祭ホームページの歯学祭企画紹介ページをご覧ください。
International Food Festival(IFF)
模擬店
日時 3日 12:00~21:00
4日 9:00~21:00
5日 9:00~17:00
場所 メインストリート南部(北大総合博物館前~人文・社会科学総合教育研究棟前)
※新型コロナ感染対策のため食べ歩きはお控えいただき、飲食の際はイートインスペースをご利用ください。
※詳しくは北大祭ホームページのIFF企画紹介ページをご覧ください。