古河講堂、パープルカラーにライトアップ 「女性に対する暴力をなくす運動」に合わせ初実施

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内閣府が定める「女性に対する暴力をなくす運動」に合わせ、12日と13日の夜間に本学の古河記念講堂がパープルカラーにライトアップされた。同様のライトアップは国内の他大学でも実施された。

12日には古河講堂前で点灯式が行われ、山口淳二理事・副学長からの趣旨説明に引き続いてライトアップが開始。ライトアップは本学の教職員と学生らが自ら手掛けた。紫色は女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんでいる。

本学人材育成本部ダイバーシティ研究環境推進室の長堀紀子特任教授は、「初日はジェンダーについて学んでいる学生が多く訪れていたが、通りがかりの人たちも関心を示しているようだった」と振り返る。本学では学生相談総合センターでデートDV(交際相手などからの暴力)の相談も受け付けており、長堀特任教授は「気軽に問い合わせてほしい」と話した。電話番号は 011-706-7463。

本学では2022年3月にかけて「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)をちょっと考える6か月」として、企画展示やシンポジウムなどを実施する予定で、今回のライトアップはその一環で行われた。