大会本番に向け北大構内でも準備進む 競技運営のリハーサルも -東京五輪マラソン

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選手らが走るコース沿いにはフェンスが設置され、路面には緑色のガイドラインも引かれた(1日、図書館本館前)

本番をおよそ1週間後に控えた東京オリンピックのマラソン競技の実施に向け、本学を含む会場ではフェンスの設営など準備が進んでいる。1日には中継機材のテストなどを目的として競技運営のリハーサルが行われ、本学構内を関係車両が通過するなどした。

東京五輪のマラソン競技は7日午前に女子決勝、8日午前に男子決勝がそれぞれ行われる。大会本番を前にコースの沿道をはじめとした会場では金属製のフェンスの設置など、準備作業が進む。

コースになっている本学構内のメインストリートなどでも、車道と歩道を隔てるフェンスや三角コーンなどが次々と設置されている。7月28日から29日にかけてはコースで選手らが走る目安となる緑色のガイドラインを路面に引く工事も行われた。

リハーサルで本学構内を通過する大会関係車両(1日、獣医学部前)

1日には本番のコースを使って競技運営のリハーサルが行われた。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会によると、リハーサルでは放送機材やタイム計測機材の動作、車両の動きや会場の配置などを確認したという。本学では午前8時半頃、メインストリートを大会関係車両の車列が通過した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、沿道での観戦自粛を呼びかける看板が本学周辺にも設置された。本学は競技当日、大会関係者以外の入構を控えるよう呼びかけており、本学関係者についても「教育・研究、その他業務等がある場合」を除いて競技中やその前後に入構しないよう要請している。競技当日はコースの横断が制限されるなど交通規制も行われる予定だ。

観戦自粛を求める看板(1日、エルムトンネル上)