東京五輪マラソン競技の開催を記念し札幌市が北大構内に銘板を設置
東京オリンピックのマラソン競技の開催を記念し、札幌市は本学構内を含むマラソンコースの道路沿い11カ所に距離などを表示する地中銘板を設置した。本学ではメインストリートの工学部前の歩道3カ所に17日、20km・30km・40km地点をそれぞれ示す銘板が埋め込まれた。
設置された銘板は縦横30センチメートル四方のブロンズ製。「東京2020オリンピック競技大会 マラソン競技 Marathon」の表記と合わせ、スタート地点からの距離と競技日程、大会エンブレムなどが記されている。
銘板は競技の開催を記念し、大会に向けた機運を盛り上げるとともに、大会後も「レガシー」として次世代にオリンピックが開催されたことを伝えるために設置された。設置後の維持管理も札幌市が担う。
オリンピックでは大会の開催を後世に伝える銘板などを、競技会場が立地する都市の考え方に基づいて、IOC(国際オリンピック委員会)の承認を得た上で設置することが可能だ。銘板を設置した札幌市スポーツ局東京オリンピック・パラリンピック担当課によると、今回は札幌市が設置を希望した。本学を含む道路管理者との交渉やIOCとの調整などを経て「検討に検討を重ねて設置に至った」という。今後の活用方法は未定としている。