大学拠点接種予約始まる 1回目は8月9日まで
本学は12日、新型コロナワクチンの大学拠点接種(職域接種)について詳細を発表した。使用するのは米モデルナ社製ワクチンで、基本的には28日の間隔で2回接種する。本学第一体育館で、17日から9月12日の土日祝休日の午前9時から午後5時30分まで実施。ただし8月7日、8日、9月5日については実施しない。接種対象者は本学及び小樽商科大学の希望する学生及び教職員等。本学での1回目の接種については8月9日までに行う必要があるため注意が必要だ。
予約受付は12日から開始された。予約者の優先順位は5つ設けられており、まず海外渡航予定者や年齢が高い者など、次に学部生、院生、教職員という順で、14日午後5時までにはすべての希望者の予約受付が始まった。接種対象はおよそ22000人で最大一日2400人の予約枠が設けられている。
接種予約
ワクチンの予約ができる特設サイトには、大学や学部から学生宛てに届いたメールに添付されているリンクや本学ホームページからアクセス可能。予約には、チャットサービス「V-CHAT」が使用されており、AIから届くチャットに対し、生年月日や基礎疾患の有無などを答えていくことで予約が確定される。予約には予約番号が必要であり、特設サイトの「予約番号について【別添2】」に説明が記載されている。予約時間は午前9時から11時半までと午後1時から4時半まで、30分単位で選択できる。システムの仕様上一度に5人分まで予約可能だが、「必ず1人1枠のみの予約を」とのことだ。予約のキャンセルは同サービスにて予約日の2日前まで可能。1日前から当日のキャンセルは反映されない。キャンセル後は同チャットにて再度予約日を設定し直せる。
接種当日
当日は接種券(すでに市町村から届いている場合)、予診票(他に同サイト「予診票様式及び記入例【別添5】」のファイルから印刷し記入済みのもの)、身分証明書(職員は職員証、学生は学生証、その他の人は運転免許証または保険証)が必要。本学第一体育館受付にて「V-CHAT」のログイン時に使用した予約番号及び氏名を申し出た上で予診を受け、接種が済めば接種記録書を受け取ったのち経過観察で何もなければ退場する。30分の予約の枠の中で最大120~180人の予約がされるため、時間厳守。なお同サービスでは接種後に表れた副反応を報告できるようになっているが、本学はそれに対応しない。
本学は職域接種の意義について、札幌市の人口の1%を超える教職員・学生を抱える大規模事業場として、市における新型コロナの感染抑制に寄与するとした。同サイト「新型コロナワクチン予防接種についての説明書【別添6】」のファイルではワクチン接種には副反応が生じる場合があることなどを説明している。接種は希望者のみであり、また市町村での接種を選択することも可能。
なお本文中に言及したサイトなどは以下のリンクからアクセスできる。
・特設サイトhttps://www.hokudai.ac.jp/vaccine/
・「別添2」予約システムにおける予約番号について way_03_number.pdf (hokudai.ac.jp)
・「別添5」予約票様式及び記入例 新型コロナワクチン接種の予診票_20210527_Aol (hokudai.ac.jp)
・「別添6」新型コロナワクチン予防接種についての説明書