北大構成員10人が感染<4月後半・5月前半発表分> ―新型コロナ

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本学は4月後半で構成員1人、5月前半で9人の新型コロナウイルス感染が確認されたと明らかにした。

北大病院は4月30日、病棟看護師1人の感染を発表した。この看護師は、家族の新型コロナ感染が判明した4月23日から就業停止となっており、病院職員や患者との接触はないという。5月7日にも、病棟看護師1人の感染を公表。北大病院は、接触疑いのある職員、患者、患者の家族など計19人にPCR検査を実施し、全員の陰性を確認した。この看護師は外来を担当しておらず、嗅覚障害を自覚し検査を受けたという。

同日、本学も学生2人、職員1人の感染を発表した。学内濃厚接触者は、学生らで計37人、職員で2人だった。12日には、学生5人の感染を発表。計25人が学内の濃厚接触者として特定されたほか、4人の低リスク接触者のうち1人は陽性だったという。7、12日公表の学生らと職員は、公表時には全員が軽症だった。

北大病院と本学のどちらも、感染者の年代と性別は非公表とした。本学は、学生の濃厚接触者の検査結果に関し、陽性が確認された場合は公表するとしている。濃厚接触者は最終接触日から14日間の自宅待機や健康観察になった。

本学構成員の感染確認は累計で79人となった。