北大正門横に日常使いできるカフェ 10月1日開店
本学正門横に10月1日、新たなカフェが開店する。店名は「カフェ de ごはん」で、6月に閉店した「エルムの森」カフェの建物を改修し開業。9月30日まではプレオープン期間で、本学構成員のみ利用できる。
同店は「北大の職員や学生が日常使いできる店」を目指し、学生や教職員には1割引で提供。まずは大学構成員に利用してもらい、その評判で近隣住民や観光客も呼び込んでいきたいと考えているという。平日の営業は午前7時45分から午後10時半まで。本学構内循環バスの発車15分前に開店し、乗車前にコーヒーを飲みクロワッサンなどを購入することができる。土日祝日は午前8時半から午後8時半までの営業で、年末年始などを除き年中無休だ。
メニューは揚げ物、海鮮丼、チーズの盛り合わせなど幅広く、アルコール飲料も提供する。一番の目玉は、北大農場の牛から搾った牛乳を使ったソフトクリーム。価格は400円(税込)で、牛の放牧により季節ごとに味が変わるのが特徴だ。牛が青草を食べる夏は脂肪分の少ないすがすがしい味に、穀物などを食べる冬は脂肪分の多い濃厚な味わいになるという。
居心地の良い落ち着いた雰囲気を作るため、内装に木材を多用。また、新型コロナウイルス感染対策のためレジ前と商品受け渡し口にビニールシートを設置し、レジ前には足型で並ぶ位置を示した。店員のほか客にも来店時にはマスク着用を求める。
閉店した「エルムの森」ショップに代わり、同建物内に「HOKKAIDO UNIVERSITY ORIGINAL SHOP」も開店する。同店では、クッキーの「札幌農学校」や大学名入り文房具など北大グッズを取り扱う。