95、300、15万 ―北大新聞を知る3つの数字【インスタント説明会・Vol.3】
こんにちは、編集部TSです。95、300、15万。数字を突然羅列してしまいましたが、これらは北大新聞編集部を知る上で重要な意味を持つ3つの数字と言えるでしょう。インスタント説明会第3回ではこれらの数字をもとに編集部の特徴と実態に迫ります。どうぞ最後までお見逃しなく!
北大新聞は創刊95年目
北海道大学新聞編集部は2018年スタートですが、北海道大学新聞の創刊は1926年に遡ります。前身の「北海道大学新聞会」も含めた北大新聞トータルの歴史で言えば、2020年度は95年目となります(ただし休刊されていた時期も含みます)。一般的に学生団体は設立と解散・消滅が目まぐるしく繰り返されるもので、誕生から1世紀近く経てなお歴史を刻み続ける団体はかなりの少数派なのではないかと思います。また残念ながら私たち編集部のメンバーでも北大新聞の歴史の全貌を知る者はいません。1926年当時の設立者の名前など、把握できていない重要な情報も少なくないのが現実です。
現編集部は7年近くの空白期間を経て2018年に始動した新しい団体(公認申請も仕切り直し)で、組織としてはほぼゼロからの再スタートでした。ネットを中心に展開するなど運営面では現代的な手法を採りつつも北海道大学新聞のブランドはそのままに、読者の皆様に身近で正確な情報をお届けできるよう、日々邁進しています。(北大新聞の歴史や編集部のこれまでの経緯の詳細は今後の連載の中でご説明できればと考えています。)
復刊以来、累計300本以上の記事を配信
編集部では2018年4月の復刊以来、2020年6月末までに累計301本の記事を発信しました(内容が重複するためPDF紙面はカウントの対象外としています)。なおこの本数は取材を経て独立した個別記事として発信されたものの累計で、「ブログ記事」(本記事もその1つです)や「お知らせ」は含んでいません。復刊以来、27カ月間が経過したことを考えれば月平均で11本以上の記事を発信している計算になります。こうして概観すると北大がいかに話題の尽きない空間であるかがよくお分かりいただけるのではないでしょうか。全てが良いニュースというわけではありませんが、編集部の活動を通じて多彩なトピックに触れることができ、多様な方々からお話を伺うことができるというメリットを体現している数字と言えます。
なお301本のうち、200本近くを占めるのがいわゆる「時事ネタ」です。記事のカテゴリーに関しては今後の企画で詳しくご紹介しますが、最新の学内の動向やそれに関係する解説記事などがこれに含まれます。またそれ以外の「連載」「特集」や「北大祭」(時事との重複分は除く)カテゴリーの記事も100本程度発信しており、いわゆるニュース以外の記事に取り組むチャンスも十分にあることを表しています。
15万回以上の累計閲覧数
こちらも2018年4月から2020年6月末までの統計データで、WEBサイトに掲載されている記事の累計閲覧数は152244回を数えました(データ集計の都合上、「ブログ記事」や「お知らせ」、PDF紙面なども含んだ数字です)。閲覧数は復刊以来総じて増加傾向にあり、確実に編集部の存在や活動が認知されてきていることは活動する上でのやりがいや責任感にも直結します。
アクセスの状況は日によって、また発信された記事によって大きく差が出ます。学生生活に関係したり北大全体に大きな影響を与えたりする出来事があった際に多くのアクセスをいただく傾向があります。ただしこれはあくまで1つの傾向を表したものに過ぎず、注目されると踏んで発信した記事が思いの外読まれなかったり、逆に閲覧数が想定外の伸びを見せることもあります(ブログ記事も例外ではありません)。もちろん数字が全てというわけではありませんが、刻々と変化する状況を追いかけ、リアルタイムの反響を見ながら活動できるという点も、学生団体としては珍しいことなのだろうと感じながら日々過ごしています。
以上、3つの数字をもとに編集部の活動を紐解いてみました。今回のインスタント説明会は以上です。次回以降もどうぞお楽しみに!