北大の次期総長、9月2日決定 選考方法一部見直し —総長解任

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本学は10日、欠員となっている本学総長について、総長選を実施し9月2日に決定するスケジュールを公表した。今回は新たに推薦者からの「多面行動調査票」を導入するなど一部選考方法を見直す。

本学によると、総長候補者の推薦を今月22〜29日に受け付け、公開質疑を8月18日に実施。教職員らによる投票(意向聴取)を8月28日に行うなどして、9月2日の総長選考会議で最終的に決定する流れという。

前回の総長選から選考方法を一部見直す。20人以上の推薦者のうち10人に「地位や立場を利用して威圧的な態度をとっていないか」などを問う「多面行動調査票」を導入するほか、選考会議での最終決定を投票から合議に変更したり、公開質疑で意向聴取対象の教職員も質問できるようにしたりする。また意向聴取はこれまで、過半数の票を得る候補者が出るまで複数回行っていたが、1回のみにする。

総長の任命は文部科学相が行い、本学は10月中の就任を希望している。

本学では、前総長の名和豊春氏が2018年12月から休職、6月30日付で解任されており、総長不在が1年半以上続いている。

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