アジアの大学ランキング、北大は96位 —国際性上がる
英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が3日、「THEアジア大学ランキング」を発表し、本学は96位にランクインした。前年は68位で順位を下げた。日本勢は7位の東京大をはじめ14校が100位以内に入り、1位は中国の清華大だった。
同ランキングは30カ国・地域の489校が対象。THEがまとめている「世界大学ランキング」と同じ13の指標から「教育」「研究」「被引用論文」「産業界からの収入」「国際性」の分野ごとに点数を出し、総合点を算出する。
本学は被引用論文が4.9点下がり30点。産業界からの収入も下がった一方、ほかの3つの分野では点数が上がった。とくに国際性は3.9点上昇し、39.2点。総合点は0.9点下がり41.1点となった。日本勢首位の東京大の総合点は74.1点だ。
日本は110校がランキングの対象となっており国・地域別で最多。今年は81校が順位を下げた一方、上昇したのは東北大など6校にとどまったという。
同ランキングは2013年から始まり今回で8回目。本学は13年の44位が最高順位だった。