北大エコバッグ、新入生全員に配布 「持ち歩いて使って」 —校友会エルム

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プラスチックごみ削減のため本学の同窓会組織、校友会エルムは北大オリジナルエコバッグを製作した。今年度入学した新入生約2600人全員に無料で配布し、買い物などに使ってもらう。レジ袋有料化が今年7月から義務付けられるなか、キャンパスでのマイバッグ普及につなげる狙いがある。

製作したエコバッグはA4のノートなどが十分に入る縦57㌢、横31㌢。折り畳んで入れるケースも付属しており、縦11・5㌢、横6㌢まで小さくできてかさばらない。デザインはスクールカラーの緑を基調に、校章にもなっているオオバナノエンレイソウをあしらった。「北大おかき」などの北大グッズもデザインするグラフィックデザイナーの鎌田順也さんが手がけた。

校友会では従来も布製のトートバッグを配布していたが、北大生協の環境課題推進委員会の学生から、マイバッグ推進のためこれをエコバッグにしてはどうかとの提案を受け、ポリエステル製に切り替えた。校友会エルム事務局の浅野賢二さんによると「せっかく配るならオリジナルのものを」と考え大学を加えた3者で協議を進めたという。

北大生協では義務化を前に昨年6月からレジ袋を有料化。1枚5円で販売しており、購買店のレジ袋辞退率は97・2%(6月~2月)に上っている。今回のエコバッグ製作費用は3者で負担し、生協はレジ袋で得た収益を充てる。

新入生には学生証などとともに4月中旬に郵送で送った。浅野さんは「普段からカバンなどに入れ持ち歩いて使ってもらいたい」と話している。  

校友会はまた、エコバッグの販売も検討している。

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