文理融合で人間とAIの関わりを探究 新センター開所
本学フロンティア応用科学研究棟レクチャーホールにて23日、「人間知・脳・AI研究教育センター開所式」が行われた。この人間知・脳・AI研究教育センターは、今月1日本学に設置。式では、同センターの研究分野に関わりの深い3人のゲスト講演者を招いた特別講演、センター教員からの研究紹介があった。
同センターでは、人文社会科学、脳科学、AI(人工知能)などの分野それぞれが交わる領域での文理融合的な研究を目的としており、そこから新たな知見を得ることを目指すという。来年6月には、先端的人材の育成を目的とした大学院生向けの特別プログラムも予定しており、4月から受講者の募集を開始する。
笠原正典理事・副学長(総長職務代理)は、冒頭の挨拶で「AIが人間にとってどのような意味をもち、それが人間社会をどのように変えていくか、また、人間社会がどのように新しいAI時代に対処していくべきかを探究していくことは大変重要だ」とセンターの研究に期待を寄せた。