自作機械で博多ラーメン調理 人手不足に対応 福岡県人会
毎年恒例の福岡県人会による博多ラーメンの模擬店。調理場で麺を茹でているのは人、ではなく機械だ。同会は今年、ラーメンの調理過程に初めて自動調理器を導入した。
麺をてぼ(調理器具)にセットして調理器のスイッチを押すと、自動で熱湯の中へ。40秒間、上下運動を繰り返して麺を茹でる。茹で終わると持ち上がり、ここからは人の出番だ。湯切りして、特製スープと合わせ、最後にネギなどをトッピング。こだわりのラーメンが出来上がる。
この機械を開発したのは同会の代表、吉冨翔太朗さん。人手不足への対応や調理を効率化するため開発を始めた。電子回路などを自ら製作し4年かけ作り上げたという。
同会の模擬店ではこのほか、接客用の4足歩行ロボットも登場していた。