エルムの杜から旅立ち 卒業式 学部生ら2282人 大学院生ら1897人
平成30年度学士学位記授与式(卒業式)が3月25日、本学体育館で行われ札幌キャンパスの11学部と現代日本学プログラム課程の2282人がエルムの杜から旅立った。
式では笠原正典副学長(総長職務代理)が休職中の名和豊春総長の総長告辞を代読。「夢と勇気と大志を持って、新たな人生を切り拓かれることを祈念する」と激励した。
経済学部を卒業した川子恵佑さんは「大学では軟式野球サークルの代表を務め、チームをまとめるのは大変だったが充実していた」と学生生活を振り返る。卒業後は東京の警備会社で働くといい、「不安もあるが新しい出会いに期待する」と話した。文学部を卒業した片平春樹さん(学部総代)は「(専攻の)地理学をたくさん勉強できた」と本学での学びを話す。卒業後については「東京のシンクタンクで働く。勉強が大切な仕事なので今後も頑張っていきたい」と意気込みを語った。
また、同日行われた修士、専門職学位、博士学位記授与式では修士1494人、専門職97人、博士306人の計1897人に学位記が授与された(水産科学院を除く)。函館では、同月26日に式が行われ、水産学部194人、水産科学院修士90人、同博士7人が函館キャンパスを巣立った。