「北大牛乳」を使った新スイーツ 北大マルシェ 4月上旬にも販売
本学百年記念会館内にあるカフェ「北大マルシェ」は、同店の看板メニュー「北大牛乳(※)」を使用する新スイーツの開発に乗り出した。クッキーとバウムクーヘンの2商品を4月上旬にも同店などで売り出す予定だ。
北大牛乳は従来、瓶入りの牛乳やチーズなどの形で同店において提供されてきたが、日持ちしないため味わえるのは同店を訪れた人のみだった。そこで、日持ちしてお土産にも使える焼き菓子を作りたいと昨夏より構想が始まった。
携わっているのは同店店長の宮脇崇文さんや本学農場・農学部の教員に加え、洋菓子店「ドルチェヴィータ」(清田区)のオーナーシェフ・安孫子雅之さん。ドルチェヴィータはバウムクーヘンなどで有名で、そのノウハウを今回の新スイーツに生かす。
新スイーツはまずは北大マルシェなどで限定販売され、販路の拡大も視野に入れる。2商品ともに小サイズと大サイズの2形態で売り出される予定だ。宮脇さんは「新スイーツで北大牛乳の魅力をより多くの人に広めたい。また、帰省や出張などのお土産として北大関係者に愛される商品にしたい」と意気込んでいる。
※北大牛乳…北大農場の牛から絞られた牛乳。牛は夏には放牧され、冬には牛舎で飼われる。それぞれでエサが異なるため、季節によって味が変わるのが特徴。