第70回さっぽろ雪まつり開幕 ―本学関係団体も市民雪像を制作
「第70回さっぽろ雪まつり」が4日、メイン会場である大通公園で開幕した。大通会場では市民雪像が多数制作されており、本学のサークルなど北大に関係する各種団体も制作に参加した。開催期間は11日まで。
北大祭事務局
北大祭事務局は、北大祭公式キャラクターである「ふっとう君」の雪像を制作した。同事務局としての市民雪像制作は今年で3回目。毎年ふっとう君の雪像を制作しているが、年ごとにそのポーズを変えており、今年は両腕に顔を載せたポーズであるという。制作に参加した同事務局の伊藤統(つづき)さんは、「市民雪像としてふっとう君の雪像を制作することで、北大祭の宣伝にもなれば嬉しい」と意気込みを語った。
北大サイクリングクラブ
北大サイクリングクラブは、静岡県沼津市の水族館、伊豆・三津シーパラダイスのオリジナルキャラクター「うちっちー」の雪像を制作した。静岡県が好きな部員の提案によってこの雪像を制作することが決まったという。同サークルでは代々引き続いて市民雪像制作に参加しており、昨年は北海道テレビ放送(HTB)のマスコットキャラクター「onちゃん」の雪像を制作した。
北大自然研究会
北大自然研究会は、3体のコウテイペンギンの親子の雪像を制作した。勉強会でペンギンについての発表をした人がいたことがこの雪像を制作することになったきっかけだという。同サークルの上村俊太さんは、雪像制作にあたり「コウテイペンギンのかわいさとリアリティを追求した」と語った。同サークルではこれまでに4回ほど市民雪像制作に参加しており、昨年はエゾリスの雪像を制作した。
歩く会
歩く会は、映画「となりのトトロ」のキャラクター「トトロ」の雪像を制作した。ゲームソフト「星のカービィ」のキャラクターである「カービィ」なども候補に挙がったが、幅広い世代への知名度があるとして「トトロ」の雪像制作が決まったという。歩く会としての市民雪像制作はおととし以来であり、おととしは「ムーミン」の雪像を制作した。
北大病院看護師ら
北大病院の看護師らは、定山渓温泉のキャラクター「かっぽん」の雪像を制作した。雪像制作を提案した看護師の林里奈さんはこれまで個人で市民雪像制作に参加しており、昨年は藻岩山のマスコットキャラクター「もーりす」の雪像を制作。北大病院としての参加は今回が初めてだという。