渡辺一史さん原作の映画、28日公開 本学でも撮影 「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
本学文学部に在籍経験があるフリーライター・渡辺一史さん原作の映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督・配給松竹)が28日より、全国ロードショーされる。北海道であった実話をもとにしたストーリーで、札幌や美瑛、旭川など全て道内で撮影が行われた。本学でも撮影があった。
映画は、難病・筋ジストロフィーで2002年に亡くなった実際の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えたボランティアたちの交流を描く。映画が描く当時、鹿野さんは介助なしでは生きていけないにも関わらず、病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活。ボランティアたちは、わがままで図々しい鹿野さんに振り回されつつも、まっすぐ力強く生きる彼と向き合い、素直になることや夢を追いかけることの大切さを知る。こんな実話を笑いあり涙ありで表現した作品だ。鹿野靖明役は大泉洋さん、ボランティア役は三浦春馬さんや高畑充希さんらが務める。
鹿野さんは札幌在住だった。映画は全て道内で撮影され、本学でも6月下旬に撮影を実施。クラーク食堂や中央ローンなどが劇中に登場する。
北海道…12月28日より札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌他にて全道ロードショー