ブログはじめました 【編集部ブログ】
皆さまこんにちは。編集部代表TSです。
ご覧いただきありがとうございます。
北大新聞編集部(以下、編集部)ではこの度、メンバーの持ち回りによるブログをスタートすることになりました!
3日に1度を目処に、各々のセンスとネタを生かした内容でお届けしてまいります。空振りに終わることもあるかと思いますが、メンバー渾身の投稿をどうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
今回は初回のブログということで、「(私なりの)新聞記事とブログの違い」について大きく3点、イントロダクションも兼ねて簡単にまとめてみようかと思います。(あくまで持論です。ご参考まで。)
①「敲き」
まず、決定的な違いは「敲き」があるか否かだと思いますが、初めての方は「え?それ何て読むの?」と思われるでしょう。
これは独特の用語で、「たたき」と読みます。意味しているものは文字通り、推敲です。
新聞記事を出す際は特に、「事実関係の間違いがないか」「誤解は生じないか」「表現はそれでいいのか」などといった項目について念入りにチェックを行います。
編集部では記事の公開前に会議で「敲き」を行います。1つの記事について数十分かけることもあります。このようにして自信を持って記事をお届けできるわけです。
一応のチェックはありますが、ブログに投稿する記事は「敲き」を通しません。よほどのことがなければNGは出さないつもりです。
②私見
続いては「私見を入れることが許されるか」です。
編集部として出す記事には原則、私見(個人の見解や意見)を挟むことができません。事実関係を正確に伝える必要のある「時事ネタ」の場合は特にそうです。
編集部には現在、「論説はしない」というポリシーがあります。個人としてはともかく、編集部としても何かを論じることはありません(完全にバイアスフリーということも難しいので、記者独自の視点は少なからず垣間見られると思います)。
一方、ブログでは私見を述べることを可としています(過激なものや過度に私的なものは除きます)。編集部の統一見解としてではなく、各自が感じたことが表に出てくる貴重な場面になるかもしれません。私が書いているこの記事もあくまで私見です。
③文体
インタビュー記事の場合はこの限りでないですが、原則として通常の記事は「だ」「した」という調子で書きます。また、記事には一定の書き方(テンプレートのようなもの・形式的な言い回し)が存在します。5W1Hもしっかり含めなければなりません。
一方、ブログではこのように「です」「ます」調で書くことも制約せず、内容や文体は投稿者に委ねます。
服装で考えれば、スーツとカジュアルの違いといったところでしょうか。
さて、今回は私なりに考える「新聞記事とブログの違い」について徒然なるままに書いてみました(繰り返しますが、あくまで持論です)。これが全てではありませんし、もっと大きな違いがあるかもしれません。
このようなイメージで、次回以降も編集部メンバーが思い思いのこと、日常のふとしたことを書き連ねていくと思います。息抜きがてら、ふらっとお立ち寄りいただければと思います。本編の記事と合わせまして、ブログもよろしくお願いいたします!