金葉祭開催 イチョウ並木の紅葉が人々を魅了
イチョウの紅葉に合わせ行われる本学を代表するイベントの一つ・金葉祭が27・28日の両日、イチョウ並木周辺で開催された(実行委員会主催)。両日とも午前10時から午後9時まで行われ、午後6時ごろからはライトアップで幻想的な光景を演出。やきいもなどを振る舞う屋台やステージイベントもあり、今年も多くの来場者でにぎわった。
初日の27日にはライトアップの開始に合わせ点灯式が行われた。北海道テレビ(HTB)のマスコットキャラクターで本学の「特別学部生」でもあるonちゃんや福岡県人会のふくちゃんも登場し、多くの来場者とともに点灯の瞬間を見守った。
20秒のカウントダウンが終わり午後6時9分、並木全体を照らす照明が一斉に点灯。一面に幻想的な光景が広がった。ライトアップされた並木をカメラに収めていた札幌市西区から来た東たくみさん(53)は「金葉祭は今回で2回目。今年はこの日のためにカメラの一脚を新調した」と話した。
運営費は助成や募金などで集める 今年は新たな試みも
金葉祭は、学生が企画したイベントなどに大学が助成する「北大元気プロジェクト」に指定されており、その助成金で運営費の一部を賄っている。また、屋台に募金箱を設置しているほか、今年は太陽財団からの助成金が加わった。財団からの助成金は新たな取り組みであるLED照明の導入などに使用。これまで単色のライトアップだったところに、赤色や青色、緑色などカラフルな色彩も加わり、並木を照らした。
今年もonちゃんが登場
onちゃんは昨年に引き続き金葉祭を訪れた。本学の学生として「学生証」もきちんと携帯。点灯式のほか、「onちゃんおはようたいそう」の収録、構内の練り歩きなどで子供たちと交流していた。