【速報】学内各店舗 品薄や節電の影響が続くも営業 <地震関連情報>
6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で、商品の欠品や品薄、節電への要請がある中、セイコーマート北海道大学店や生協各店舗は10日も営業を行い、図書館も時間を短縮しつつ10日に開館を再開した。
セコマ北大店 入荷増えるも供給追いつかず
セコマ北大店は通常24時間営業のところ10日は午前6時から午後6時まで営業し、2階のフリースペースや屋外テラスも開放した。ただ、開店時に全商品棚の3分の1ほどあった総菜やバナナ、カップ麺、飲料水等が、午後0時半ごろにはほとんど売り切れるなど品薄の状態が続いている。同店の杉野詩郎店長によると、徐々に入荷は増えているが、供給が追いつかずすぐに売り切れるという。閉店後、セコマ他店舗にある商品を北大店に運ぶなど対策を進める。16日までは同じ時間帯での営業が決まっているが、17日以降は未定。また、購入点数の制限は設けていないが、商品を行き渡らせるため、買いだめは控えるよう呼びかけている。ジンパ再開のめども立っておらず、受付を中止している。
(追記:14日からは閉店時間が午後9時に→http://www.hokudaishinbun.com/2018/09/14/post1)
生協 購買では購入点数に制限も
生協は10日、食堂やコップパン、書籍部北部店等を除き営業した。購買部は閉店時間が早まる中央店を除き明日より通常営業する。どの店舗もおにぎりやサンドイッチ、弁当類など冷蔵食品の欠品が続く一方、飲料や常温のお菓子類、カップ麺などは在庫がある。生協会館購買店職員の田村充樹さんは「欠品中の商品も13日か14日には入荷できるのでは」と話す。ただ、状況は刻々と変わり、確実な事は言えないという。また、今週中の商品の充実は見通せない。購入点数については10日の時点で、生協会館購買店と北部店でそれぞれ1人10点の制限を設けている。今後は仕入れ状況に応じて調整する。
書籍部はクラーク店(生協会館)が10日から通常営業。北部店は11日から通常営業する。6日の地震発生時、クラーク店の書籍は数十冊の落下に留まったが、北部店は専門書などが大量に落下し、「足の踏み場がない」(クラーク店・大矢かおり店長)状態だったという。北部店も落下した本を書棚に戻し、11日から営業できる見通しが立った。
食堂は10日、全店で営業を見合わせたが、明日から営業を再開する。コップパン(中央食堂1階のパン屋)は14日から通常営業する予定。
図書館 一部制限も利用再開
図書館も開館を再開した。書庫への入庫制限やグループ学習室利用の制限(本館のみ)を設け、10日は時間を短縮し開館した。11日からは通常の時間で開館する。6日の地震発生時には、本館で約1000冊の本が落下する被害があった。
構内でも節電の取り組み
北海道電力や経済産業省などからの節電要請がある中、構内各店舗や図書館は節電に取り組んでいる。セコマ北大店は通常の半分の1日12時間で営業し、節電につなげる。図書館はメディアコートなどで節電。生協書籍部クラーク店は売り場照明の節電を行っているほか、パソコンの使用を制限している。生協購買部北部店は開店・閉店作業時に照明の使用を控え、店舗事務所でも節電している。
※生協各店舗の最新の営業情報は生協ホームページ「北大ショップ営業案内」(https://www.hokudai.seikyou.ne.jp/bhours/)で確認できる。